アップデート

利用中のATOM Camシリーズでクラウド常時録画が可能に

IoTスマートホーム製品を開発・製造販売するアトムテック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:青山 純、以下、アトムテック)は、IoTプラットフォームを提供する株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:玉川憲、以下、ソラコム)が展開する「ソラカメ」サービスにおいて、本日8月9日からライセンス単独購入が可能になったことにより、主力のネットワークカメラ・ATOM Camシリーズ(「ATOM Cam 2」、「ATOM Cam Swing」)を既に保有しているユーザーが、「ソラカメ」のクラウド常時録画サービスを利用できることになったことを発表します。

「ソラカメ」は、ソラコムのIoTプラットフォーム上で、ATOM Camシリーズを使用して、その撮影映像をクラウドに常時録画するクラウドカメラサービスです。ソラコムとアトムテックが資本業務提携の上、両社協業の第一弾として共同開発されたもので、ソラコムが本年5月から販売・提供を開始して多数の企業による利用が進行しています。

「ソラカメ」サービスで利用者は、初期費用としてソラコムからATOM Camシリーズ(ATOM Cam 2またはATOM Cam Swing)を購入し、これに1台あたりの月額ライセンス料契約がセットになった方式によりクラウド常時録画サービスが利用できます。ライセンス体系は録画データ保存期間により3パターンあり、保存期間が7日間のライセンスで月額990円、同14日間で月額1,650円、同30日間で月額2,160円(金額はすべて税込)。

今回の改定で、既にアトムテックからATOM Cam シリーズを購入し利用しているユーザーに対しては、デバイス購入の初期費用なしで、ライセンス料を単独で購入できる仕組みとなり、既存ユーザーは自前のATOM Cam機材で「ソラカメ」サービスが利用できるようになりました。

ATOM Camシリーズには動体を検知すると自動で12秒間の映像をクラウドに録画し14日間保存する機能が全機に無料で提供されています。この録画時間の制限をなくし、動体を検知している限り時間無制限でクラウド録画(14日間)する“クラウドモーション無制限録画”サービスを有料(月額税込660円/年額税込6600円)で提供しています。また32GBまでのmicroSDカードを利用することにより、機器ローカルでの常時録画保存が可能です。加えて24時間の常時録画かつ録画データのクラウド保存という希望をもつユーザーには、今回の改定により「ソラカメ」サービス利用による対応ができることになりました。

この、「ソラカメ」サービスの「ライセンス単独購入」によるクラウド常時録画は、現在ユーザーが保有・利用中の機材ばかりではなく、今後アトムテックの販売チャネル(自社販売サイト「ATOMストア」、Amazon、楽天)から購入するATOM Cam 2およびATOM Cam Swing全機において適用が可能です。厳密な監視目的での利用など、さまざまなユーザーニーズに対応が可能になりました。

また「ソラカメ」リリース以前から、ATOM Camシリーズを業務活用してきたアトムテックの企業顧客の中に想定されるクラウド常時録画保存の要望にも、対応することが可能になります。

利用希望者は、ソラコムから「ソラカメ」のライセンスを購入し、利用するATOM Cam 2/ATOM Cam Swing をSORACOMアカウントでログインした ATOM アプリに登録し直したうえで、カメラのファームウェアをアップデートし、ライセンスを適用すると、「ソラカメ」を利用開始できます。

※SORACOMアカウントが必要

以上

・本件の詳細はソラコムの「ソラカメ」サービスページ

https://soracom.jp/sora_cam/

・ソラコム発表の本件プレスリリース:
クラウドカメラサービス「ソラカメ」がクラウド常時録画ライセンスの単独販売を開始

https://soracom.com/ja-jp/news/20220809-1/

【ソラカメについて】

ソラコムがビジネス向けIoTプラットフォーム提供で培った知見と、アトムテックがコンシューマー向けIoT製品で培った知見とを融合して共同開発した、カメラ映像をクラウドに常時録画できるクラウドカメラサービス。2022年5月よりサービス提供開始。1台から導入できる設置が容易なカメラ・ATOM Camシリーズによって、ユーザーはスマホを用いて数分で導入できます。スマホアプリから複数台のカメラ端末を管理することが可能で、カメラのリアルタイム映像のモニタリング、過去録画の閲覧ができます。録画データはすべて日本国内に保管されます。顧客企業の要望に基づいて継続的に進化させていく方針で、すでに開発者向け API の限定公開などの機能更新が進行しています。

【ATOM Camシリーズについて】

アトムテックのATOM Camシリーズは、Wi-Fiにより、どこからでもスマートフォン画面でリアルタイムに閲覧できるネットワークカメラです。独自の開発手法と、ローコストビジネスモデルの追求により、性能比で群を抜く低価格を実現。「高性能・多機能でありながら、低価格」の製品コンセプトが人気を呼び、シリーズ発売後2年間で累計販売15万台を達成(2022年5月)。コンシューマー向け市場では、防犯、監視、ペット・高齢者の見守りなど、さまざまな用途で利用が広がっています。

8月1日より新価格を適用。ATOM Cam 2:3,480円(税込)、ATOM Cam Swing:4,980円(税込)

【株式会社ソラコムについて】

ソラコムは、「IoTの民主化」を掲げ、これからの社会を支えるIoT技術をより多くの人がより手軽に使えるようにすることを目指し、IoTプラットフォームSORACOMを提供しています。SORACOMのIoT通信やシステム構築・運用をサポートするサービスをご利用いただくことで、お客さまは短期間で、IoTシステム活用にかかるトータルコストを抑えながらIoT活用をはじめられます。製造、物流、一次産業からコンシューマー製品に至るまで、20,000を超えるさまざまな業界・規模のお客さまにご活用いただいています。

コーポレートサイト:https://soracom.com

【アトムテック株式会社について】

アトムテックは、IoT製品の開発によって便利で快適な世の中にしていくことを目的に2019年8月に設立されたベンチャーです。主力ベンダーが高機能な製品を高価格で販売する市場の中、最新の多機能・高品質な製品を、求めやすい低価格で提供することがIoT普及の鍵とみて、業界常識を打破する製品開発を期して事業活動を開始。スローガンは「日本のスマートホーム製品に革命を起こす」。IoT時代に日本が再び世界をリードしていけるようになることを目標としています。 理念を具現化したスマートホームカメラ「ATOM Cam」シリーズは、2020年にリリースした当初から市場に受容され多くの支持を獲得しています。2022年5月には企業向けIoTプラットフォーム事業大手のソラコムと資本業務提携を締結。今後もソフトウエア技術を活かしてユーザーニーズを先取りする製品を開発し、継続進化させていくことにより、幅広い分野でIoT世界の普及進展に努めていきます。